ベビーカーから転落!お顔、お顔に傷が!とおろおろする母に頼もしい一言
博多弁:傷は男の勲章たい
標準語:傷は男の勲章さ
子育てもなかなか板になってきたな、と調子に乗っていたこの時、
ずぼらな私はベビーカーにベルト無しでご近所まででかけたのでした。
暗くなって段差が見えず、ベビーカーのタイヤがちょっと溝にハマった!
と思った時はすでに遅し、前につんのめり、ベルトをしていなかった
息子はズザザーと落ちてきたのです。
頭の中では迅速に動き、しかっと息子を抱きとめたつもりが、
現状はそのまま頭から見事にコンクリートに
顔面から激突してしまったのです。
あの日の事は今思い出しても身体が震えます。
頭が真っ白になり、いそいでギャン泣きする息子を抱きかかえながら
もう駄目だ、死ぬかもしれない、と道端で狂ったように
泣き叫んでいましたら、通行人の男性がいそいで飛んできて下さいまして、
「僕も息子がいるけど、赤ちゃんは結構タフだから、心配しなくても
大丈夫。これぐらい泣き叫んでいるならば、大丈夫な証拠。」
となだめてくださいました。
気を取り戻しすぐに震える手で医者に電話をし、赤ちゃんが
ベビーカーから転落してコンクリートに激突した事を伝えたところ
「笑ってご機嫌ならば心配する事ないわよ~。」
と私の動揺と裏腹に何とも気の抜ける返事が。
後頭部を打ったのではなく、顔面から落ちたので
恐らくおでこを打ったのだと思うのですが、
(鼻もすりむけてたし)それから1週間ぐらいは
後遺症が出たらどうしようかと毎日暗い気分で過ごしたのを
覚えています。
生きててくれて、無事でいてくれて、本当によかった!!!
あの日以来、ベビーカーのベルトはもちろんの事
息子のあらゆる行動から目を離さないようになりました。
今思うと神様からの「おいおい、調子に乗るなよ」という
メッセージだったのかもしれません。
他所様の話を聞くと、洗濯機から転落したり、2階から
転落したり、恐ろしい話を聞きますが、以外に赤ちゃんとは
親が思うよりも丈夫な生き物のようでございます。
どうぞお母様の方々も、過失による事故で
赤ちゃんが怪我をしてしまっても、自分を責める事が
ありませんよう、心配をしすぎたりされませんように。
母としての一日は並ならぬ体力と神経を使うものですが
子供の笑顔で全て帳消し!
本日も頑張ってまいりたいと思います。